2020年の世界医療用医薬品上位20製品について、自己免疫疾患治療薬「ヒュミラ」が290億ドルと5年連続トップとなったことが、IQVIAの調査で明らかになった。2位の抗凝固薬「エリキュース」とは100億ドル以上の差をつけた。新たにトップ20入りしたGLP-1受容体作動薬「オゼンピック」は、成長率が前年比146.3%と最も成長した製品となった。
トップのヒュミラは、16年に188億ドル、17年に227億ドル、18年に255億ドル、19年に269億ドル、20年に290億ドルと躍進を続けている。成長率を見ても、16年が20.9%、17年が16.9%、18年が10.8%、19年が6.7%と伸びは鈍化しながらも成長を遂げ、20年も7.5%と確実に売上を伸ばした。
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