15日に第248回研究会 医療・医薬品情報研究会

2021年07月01日 (木)

今年も恒例の骨太方針2021、正式には「経済財政運営と改革の基本方針2021」が6月18日、菅義偉内閣として初めて閣議決定された。各省庁の利害を超えて官邸主導で改革を進めるため、首相が議長を務める経済財政諮問会議で毎年6月頃に策定されているが、そのスタートは小泉純一郎内閣時代の2001年度まで遡る。その“骨太”だが、近年は各省庁の利害の“総花”と揶揄されるが、国民の目にはどう映っているのだろうか。
新型コロナ禍とはいえ社会保障改革の焦点は、効率的な医療提供体制の構築と医療費の地域差“解消”であり、長期収載品等医薬品の薬価算定基準の見直し、後発医薬品の新目標の検証とともに後発医薬品調剤体制加算等の見直しの検討、フォーミュラリの活用などと、引き続き医薬品産業の今後は厳しい。
また、オンライン診療の更なる拡充や「一定期間内に処方箋を反復利用できる方策」とリフィル処方箋導入により患者の通院負担を軽減するとした。日本薬剤師会では今年5月、従来の「要望事項」に替え「政策提言」として公表、「本会の提言が政府の方針に採用されたもの」と評価する。
さて、2022年度から団塊世代が75歳以上になり始める。骨太でも地域医療構想や都道府県計画に切り込み、医療提供体制の見直しは待ったなしだ。リフィルしかり、関係省庁・団体、族議員含め、各思惑がうごめく中で、「2021」の行間をどう読み解くか、裏事情を含めお話し頂けるものと思います。

日時

2021年7月15日(木)15:00~17:00

会場

リアル、オンライン(Zoom)によるハイブリッド講演会
ビジョンセンター日比谷(千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビル3階)

演題

骨太方針 2021~正しい読み解き方~

講師

漆畑 稔 氏(日本薬剤師会 相談役)

参加費

会員(無料)、非会員(リアル、オンラインとも3,000円)、学生無料

出欠のご連絡

7月12日(火)までに、田中(t.tanaka@ytl.jp)宛てにお願いします。
※オンライン参加のご返事を頂いた皆様(会員・非会員)には、14日(水)にZoomの参加用URLを送ります。
当日の連絡先 080-3086-8607


※リアル参加は会員優先で、定員は60名(90名収容の会場)まで。
※非会員の参加希望者には、事務局より14日に口座番号をお知らせします。7月中のご入金をお願い致します。
※随時会員募集中

主催

医療・医薬品情報研究会

事務局・連絡先

学校法人 医学アカデミー 薬ゼミトータルラーニング事業部
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3錦三ビル5階
専用ダイヤル 03-5577-4907
担当:田中・秋山



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