木村情報技術はこのほど、創立15周年記念セミナーをオンラインで開催した。2005年の起業後、ウェブ講演会ライブ配信サービスや人工知能(AI)チャットボットサービスが製薬企業を中心にヒットし、今では400人以上の社員を抱えるまでに成長した同社。製薬企業のMRを経て同社を立ち上げた木村隆夫社長は同日のセミナーで、多施設の医療従事者が医薬品情報を管理・共有するクラウドシステム「AI-PHARMA(アイ・ファルマ)」の拡充に引き続き注力すると報告。2年後に3万人の利用者獲得を目指す考えを示した。
アイ・ファルマは、岡山大学病院薬剤部との共同研究で開発したシステム。院内のDI室と医療従事者の質疑応答事例や様々な情報源を整理し、AIを利用して必要な情報の素早い抽出が可能で、全国の医療従事者は無料で利用できる。
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