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抗原検査キット、販売時に適切な説明を

2021年11月22日 (月)

◆新型コロナウイルス感染症の第6波に対応するため病床確保をはじめワクチンの追加接種の承認、年内の特例承認を目指す経口薬の量確保、薬局での抗原検査キットの販売など、多くの対策が打ち出されている。近く各種規制の全面解禁もあるという
◆全面解禁に当たっては、今まで「ステージ」という基準を0~5までの「レベル」という基準にし、各レベルで規制をかけていく。また、各種催しにはワクチン接種証明書やPCR検査、抗原検査を組み合わせて観客数など規制していく
◆少し危惧されるのは、抗原検査キットの不具合からメーカーが自主回収していることも含め、抗原検査の精度・感度・特異度の問題だ
◆この三つに大きく影響を与えるのが検体採取方法である。鼻腔ぬぐい液や鼻腔咽頭ぬぐい液などの場合、医療機関での採取は問題はないが、薬局でキットを購入した場合、自分で良好な採取ができるのか心配になる。販売する薬局の薬剤師には、適切な採取の手技・手法を分かりやすく説明できるようにしておいてほしい。



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