後藤茂之厚生労働相は11月29日、専門紙との共同会見で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種(追加接種)について、米ファイザーと米モデルナの両製品を活用すれば必要量が確保されているとの認識を示した。電子カルテをマイナポータル上で閲覧するなどデータヘルス改革を進めるため、デジタル庁と連携を深める考えも表明した。
後藤氏は就任の抱負として、新型コロナウイルス対策に引き続き注力するとし、南アフリカなどで感染が確認されているオミクロン株を念頭に「今後も新しい変異株の動向が懸念されるので、しっかりと対応できる体制を作りたい。安心確保のための取り組みの全体像を通して、第6波を最小限に抑える努力をしたい」との考えを示した。
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