◆1日は「世界エイズデー」だった。WHO(世界保健機関)が1988年、世界的レベルでのエイズ蔓延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的に定めたもの。日本でも12月1日を中心にエイズに関する正しい知識等の啓発活動が推進されている
◆エイズはかつて死に至る病とされたが、治療法は進歩し、HIV陽性者の生活は大きく変わった。感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、HIVに感染していない人と同じように過ごすことが期待できるようになった
◆しかしながら、そうした状況はまだ世間一般に広く正確に伝わっているとは言えない状況もある。未だに死に至る病と誤解しているなど、誤った認識のままのケースも少なくないという
◆今年も「世界エイズデー」を中心に様々な取り組みが行われている。そこへ関心を寄せることで、HIV/エイズに関する正しい知識等を身に付けてほしいと思う。それが、差別や偏見の解消につながる一助となっていくはずだ。
HIVとエイズ、正しい知識へのアップデートを
2021年12月06日 (月)
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