2021年も新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、ほとんどが緊急事態宣言下での1年となったが、ワクチン接種が進み、治療薬も登場して昨年と風景が一変。薬剤師によるワクチン接種も初めて議論の俎上に上った。また、後発品メーカーの相次ぐ不正を契機に医療用医薬品の供給不安が深刻な事態となり、医薬品卸の談合疑惑では企業と社員に有罪判決が下されるなど、厳しい話題も目立つ年ともなった。コロナ禍の今年末、恒例の薬業界10大ニュースを選んだ。
- コロナワクチン接種進む‐ファイザー製など特例承認
- 薬剤師のワクチン接種浮上‐手技習得へ全国で研修会
- コロナ治療薬が続々登場‐軽症者向けや経口薬など
- 医薬品の供給危機が深刻化‐国と業界、対応に乗り出す
- 医薬品卸談合疑惑で有罪判決‐九州でも公取委が立入検査
- 需給調査で「薬剤師は余剰」‐薬学部の入学定員抑制へ
- 医薬品産業ビジョン策定‐創薬力強化の必要性示す
- マツキヨココカラが始動‐1兆円超のドラッグストアへ
- 9年ぶりに積極的勧奨再開‐HPVワクチンで方針転換
- 認定薬局制度がスタート‐チェーンでの取得先行
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