今年は新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るった1年となったが、薬業界関連では、初の中間年薬価改定が実施されて業界に大きな打撃を与えたほか、小野薬品の社員が逮捕され有罪判決を受ける残念な事件もあった。注目を集めていたアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」の承認は、日本では継続審議となって見送られた。一方、和歌山県立医科大学薬学部のスタートなど薬学教育関連でも動きがあり、重要な話題が目立った。そこで、10大ニュース以外にも大きなトピックを取り上げ、今年を振り返った。
- 和歌山県立医大薬学部がスタート
- 初の中間年薬価改定実施
- 全都道府県で80%以上‐後発品促進策に新目標
- 緊急避妊薬の再検討開始
- アデュカヌマブが米承認‐欧は見送り、日は継続審議
- 贈収賄事件で社員有罪‐小野薬品
- 24年4月に薬学部開設検討‐順天堂大学
- 薬剤師議員、明暗分かれる
- アリナミン製薬が始動
- 大麻由来医薬品が製造可能に
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