オーガナイザー
松岡一郎(松山大薬)
熊本卓哉(広島大院医系科学)
FIPは、世界中から加盟する150以上の団体会員(MO)がFIP DGsをもとにそれぞれの地域において交流を深めつつ、薬学の実務、科学、教育の発展に貢献することを求めている。これに呼応して日本薬学会(PSJ)では、21のFIP DGsのうちDG1(Academic Capacity)とDG2(Early Career Training)に注目し、アジア太平洋地域における薬科学振興と若手薬科学研究者の育成・交流を目的としたプログラムをFIPと共同で企画した。
PSJ-FIPジョイントセッションの第2部では、マレーシアの若手薬学教員、オーストラリアで活躍する若手日本人薬学研究者、および日本の薬学系大学院生を本セッションに招き、薬科学研究の発表と議論を通じて交流を深めていただく。今後、日本薬学会年会がアジア太平洋地域における若手薬科学者の育成と交流のハブとなることを期待している。
(松岡一郎)