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【かかりつけ薬剤師・薬局】EMシステムズ(MAPs for PHARMACY)

2022年03月25日 (金)

AI活用などオプション拡充

 EMシステムズの薬局向けクラウド型業務支援システム「MAPs for PHARMACY」のオプションツールが拡充している。

 販売されているオプションツールとしては、業務支援BIツール「MAPsオプションBunseQI」や処方箋読み取りシステム「MAPsオプション処方箋リーダー」、LINE/SMSを活用したオンライン服薬指導や服用期間中のフォローアップに対応した「Followcare」など。今後も「本部システム」や「在庫管理システム」のリリースが予定されている。

MAPsシリーズイメージ

MAPsシリーズイメージ

 MAPs for PHARMACYは、業界で初めてレセコンをクラウド化したことでユーザーの費用負担を低減し、受付業務の省力化や人工知能(AI)による機械学習を活用した病名推論、服薬指導文章サジェストなどの機能を搭載した薬局向け業務支援システム。

 病名推論は、応需した処方箋をAIが解析して可能性が高い病名を薬剤師に提示する。

 また、服薬指導文章サジェストは、処方や患者情報、推論病名などをAIが解析し、服薬指導の参考文例を提示。薬剤師は提案を参考に個々の患者に応じた最適な服薬指導が行える。各ユーザーの服薬指導事例をAIが機械学習することで、時間が経てば経つほど提案内容は洗練される。

 オプションツールのBunseQIは、同社のレセコン、電子薬歴システムと連携して「早く、簡単、便利」に様々なデータ分析ができるBIツール。月次のレセコンデータだけではなく、日次レセコン・薬歴データを活用して、前日までの各店舗のデータ分析ができる。調剤報酬改定やGE使用率等のシミュレーション機能もあり、自社や薬剤師別の加算、指導料等の算定実績の確認も可能。また、様々なデータを分析することで自社内の俯瞰や業界内でのポジションの把握などに役立つ。

 処方箋リーダーは、二次元シンボルの有無に関わらず、医療専用OCRによって高い精度で処方箋情報を読み取り、文字認識をしてレセコンに自動的に取り込む。クラウド対応のため、事前の設定などは不要で、1万件以上の処方箋読み取りテストの学習実績から、医療機関によって異なる処方箋レイアウトや記載項目も最先端AIが独自に判読する。読み取りのできない処方箋や旧漢字、丸囲み文字などの複雑な文字、読めない文字などはすぐにAIが学習する。窓口業務の入力負担を大幅に削減でき、空いた時間を対人業務などに活用できる。

 Followcareは、LINEやSMSを活用したオンライン服薬指導対応&服用期間中フォローアップ対応ツール。専用アプリを使わずに簡単に利用でき、患者への服薬指導中に投薬後のフォローすべきことを簡単にToDo設定することで、予定内容を漏れなく管理できる。メッセージ送信やビデオ通話もできるので、効率的に投薬後のフォローアップができ、患者とのコミュニケーションの強化にも役立つ。電子決済や処方箋送信などの機能も搭載している。

 オプション機能が拡充したことで、さらなる薬局業務の効率化が期待される。

EMシステムズ(MAPs for PHARMACY)
https://emsystems.co.jp/maps_series/for_pharmacy/



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