ウエルシアホールディングスの池野隆光会長は、2022年2月期決算説明会で、調剤事業について言及。子会社の調剤併設率がまだ少ない点を指摘し、それらをウエルシア薬局と同水準の84.1%とすることで、「日本最大の調剤規模になる」と強調した。また、ドラッグストア業界の現状に対しては、「調剤併設や食品の取り扱い強化といった点で概ね成長している」との認識を示した。
同社は、昨年12月にププレひまわりを統合し、6月にはコクミンを統合する。池野氏は、「コクミンをどのように変えていくかについては、現在ある比較的大きな店舗から手を付けて改装を行っていく」と説明。「比較的立地の良いところにあるので、非常に早く効果が出るだろうと考えている。駅前にある小さな店舗も調剤併設ができるのか、あるいは現在の取り扱い商品をどう変えていけるかなど、およそ見当は付いているので、実験しながらスピードをもって進めていく」と話した。
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