三和化学研究所は、低濃度領域のC反応性蛋白(CRP)測定キット「バナリストエースhsCRP」を新発売した。低濃度領域のCRP測定は、新生児で欠かせない検査項目だが、これまで多量の採血を必要とするため、新生児に負担となる難点があった。
新製品は、低濃度領域のCRP測定キットで、微量血液で測定できることから、新生児の負担軽減が期待できる。また、約7分30秒で検査結果が得られ、ベッドサイド測定できるのも特徴。
既に同社は昨年10月、世界で初めて液体試薬使用のμTAS(マイクロタス)測定チップを使った微量血液検査システム「バナリストエース」を発売済みで、CRP測定キットとしては、通常濃度領域の「バナリストエースCRP」に続く第2弾。税込み価格は、10回用3780円。