大阪府薬務課は10日の定例会見で、今年度の後発品安心使用促進事業における地域フォーミュラリ構築に向けた取り組みとして、府下では高槻市と大阪市天王寺区の2地区でモデル事業を展開していくことを明らかにした。2地区は大阪府薬剤師会からの推薦で決めた。
府は、2月の薬事審議会で「後発品のさらなる使用促進のためのロードマップ」改定案を了承。新たな指標達成にはフォーミュラリの活用が有効との考えが示された。2018年から八尾市でモデル事業を実施しており、昨年11月から地域フォーミュラリの運用を2薬効群で開始している。
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