32都道府県で実施された2008年度第2回登録販売者試験結果が、26日までに出揃った。総受験者3万0754人に対し、合格者は1万7526人(合格率は56・9%)で、第1回試験の68・3%を下回る結果となった(受験地制限がないため、総受験者数、合格者数はいずれも延べ人数)。
第1回、第2回試験の単純合算による受験者数は全国で延べ9万1024人で、今年度は5万8715人が登録販売者に合格者したことになる。単純合算による08年度の登録販売者試験の全国平均合格率は64・5%。
08年度第2回試験で合格率が高かったのは、[1]福岡県71・1%[2]大分県70・1%[3]東京都69%[4]熊本68・1%[5]京都63・3%。逆に低かったのは[1]滋賀県33・2%[2]福島県40・6%[3]和歌山県41・8%[4]群馬県43・6%[5]茨城県44・3%だった。
また、第1回試験では全国で延べ6万0271人が受験し、4万1190人が合格した。しかし、神奈川県が昨年8月12日に実施した第1回試験合格者のうち、1人の実務経験証明書の不正が判明、3月19日付で合格取り消し処分となったため1人減となり、第1回の合格者総数は4万1189人となっている。