変更調剤可能な6項目

代表の奥田氏(左)、構成員の山本氏
大阪府北部エリアで、医師にその都度問い合わせを行わなくても事前の合意に基づき院外処方箋の変更調剤を可能とする共通プロトコルの運用が、本格的に始まる見通しとなった。同エリアの大阪大学病院など各基幹病院と薬剤師会が立ち上げた協議会で合意書のひな型を作成したほか、現場での運用方法を決めた。共通プロトコルの内容を説明するオンライン研修会も6月から始まる。今後、各地の薬剤師会が病院に働きかけて合意形成する動きが本格化すると見られ、早ければ今夏前頃から各地で運用が始まる見通しだ。
昨年3月に豊能・三島地区薬薬連携協議会が発足。これら2地区の豊中、池田、箕面、吹田、高槻、茨木、摂津の7市、豊能、能勢、島本の3町の病院と薬局が共通して活用するプロトコルの策定や運用を目指して活動を続けてきた。協議会は6市の基幹病院と薬剤師会の関係者ら十数人で構成。豊中市の関係者はオブザーバー参加している。
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