◆嫌な梅雨のシーズンが到来する。沖縄や奄美地方は5月早々に梅雨入りしているが、その他の地域では南から北上し、今週から来週にかけて梅雨入りしそうだ
◆梅雨と言えば、一昔前は「ジメジメ・シトシト」と陰鬱な感じだったが、近頃はシトシト・ジメジメはあまり変わらないものの、スコールのような大雨が降ることが多くなった。それにより、河川の決壊や大規模な土砂崩れなどの大災害が起きている
◆大雨の原因の一つが線状降水帯の発生だ。気象庁は今月から線状降水帯の予測を開始した。海の水蒸気量の観測強化やアメダスの増設、さらに予測精度を高めるため産学官連携で各種対策を行う。線状降水帯予測は難しく、現時点では25%程度の確率。4回に3回は外れる。また、半日前から6時間前の発信となる
◆“オオカミ少年”のようになるのではとの心配もあるが、大雨による大災害発生は生命に関わる。気象状況を考慮しながら日頃からの危機管理が大切だ。これは自然に対してばかりでなく、社会でも同じことである。
大雨による土砂災害などへの備えを
2022年06月06日 (月)
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