日本医師会は25日に都内で開いた代議員会で役員改選の選挙を行い、松本吉郎常任理事が松原謙二副会長を破って新会長に就任した。2年ぶりの会長交代で、任期は2年間。副会長には猪口雄二氏が再選し、角田徹、茂松茂人の両氏が新たに当選した。
正副新会長は同日午後に揃って記者会見し、松本氏は新体制の重要課題として、2024年度予定の診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス等報酬の「トリプル改定」への対応のほか、かかりつけ医の法制化に言及。「制度設計に関する議論が十分に進んでいない。現行のかかりつけ医制度のどの点がうまくいってるか、うまくいっていないのであれば、どのような形が望ましいかを議論していくべき」と述べた。
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