住友ファーマ常務執行役員の田口卓也営業本部長は9日、本紙の取材に、2023年度以降の糖尿病領域の国内展開について、昨年9月発売の新規作用の2型糖尿病治療薬「ツイミーグ錠」の「早期最大化が当面の目標になる」との方針を明らかにした。12月に販売契約が終了するGLP-1受容体作動薬「トルリシティ皮下注」の「なくなる分(約300億円)をどれくらいカバーできるかだ」と話した。
同社は23年度から新中期経営計画が始まり、5年計画が想定されている。国内では、同社による「トルリシティ皮下注」の販売が契約満了により12月で終了することから、重点の糖尿病領域の展開が注目されている。同剤売上は300億円余りと、国内医薬品事業売上の約2割が失われる計算になるからだ。
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