第81回九州山口薬学大会が18、19の両日、熊本市内の熊本城ホールとオンラインのハイブリッド形式で開催された。同大会は新型コロナウイルス感染症などの影響もあり4年ぶりの開催となる。会期中は大型台風14号の直撃を受けたものの、混乱や遅延などはほとんどなくスムーズな大会運営が行われ、ウェブも含めて2000人超が参加。このうち半数近くが会場に参集した。メインテーマは「未来への礎―変化と再構築」で、九州山口地区の薬剤師の今後のあるべき方向性について、対面による熱心なディスカッションが行われた。
大会前日に開催された九州山口薬学会総会では、会頭の武田泰生氏(鹿児島大学病院)が6月に日本病院薬剤師会会長に就任し、同職に専任するため、来年度から会頭任期1年を副会頭の伊東弘樹氏(大分大学病院)が務めることが承認された。
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