薬剤師を中心とした「薬系漢方の発展」を目標に掲げる日本漢方交流会は9日、広島市内で第55回全国学術総会広島大会を開催した。今大会は会期を1日とし、オンラインと集合研修のハイブリッド形式で行われ、290人が参加した。開会あいさつに立った山崎正寿会長は、「漢方の学術研究を高め、力を養い、薬系漢方の勉強会が盛んとなるよう取り組んでいただきたい」と要請した。
今大会では、会頭講演1題、特別講演2題、会員発表2題のほか、患者の主訴や状態などから漢方処方を推察する症例検討シンポジウムが行われ、リアル開催ならではの熱い討論が交わされた。
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