山陽小野田市、山陽小野田薬剤師会、山口東京理科大学は9月、健康相談に広く対応できる薬局を「スマイルエイジング薬局」として認定する独自の制度を構築した。市主催の健康イベントなどで繰り返し案内して認知を広げる。行政の発信力を生かし、薬局を健康相談の場として活用する土壌を作りたい考え。薬局にも健康イベント開催に必要なノウハウなどを提供し、健康サポート薬局の認定取得につなげてほしい考え。
同制度は、薬以外にも健康づくりや介護などに関する不安や困りごとの相談に幅広く対応できる薬局を市が認定するもの。認定要件として、健康イベントの実施のほか、行政との連携体制の構築、研修受講などを設けた。認定を受けた薬局はタペストリーやのぼりを掲げ、市民にも分かるようにするほか、健康測定機器や専用の相談スペースなども設置し、相談料無料で応対する。
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