HER2陽性の早期乳癌の術後補助療法として、欧州委員会は「ハーセプチン」の追加適応を承認した。申請から3カ月の承認となった。日本では同適応で、スイスロシュが今年後半に申請を予定している。 HER2は、癌を誘発する遺伝子
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ロシュ・ダイアグノスティックスは11日、薬剤代謝酵素であるP450の遺伝子多型を簡便に判定するDNAチップ「遺伝子多型解析キットAmpliChip CYP450」(写真)を発売した。製薬企業や大学などの研究機関向けの研
ライフサイエンス分野における知的財産の保護・活用等に関する検討プロジェクトチームが、総合科学技術会議知的財産戦略専門調査会に設置されることになった。 具体的には、汎用性が高く代替性の低い遺伝子改変動物や、スクリーニング
◆胃内にいる細菌、ヘリコバクター・ピロリは、胃潰瘍や胃癌の発症に深く関わっている。最近の研究から病原性の正体が次第に明らかになってきた◆ピロリ菌には、CagA遺伝子を持つものと持たないものがある。CagA遺伝子を持つタイ
核酸を利用して、多様な機能を持つ機能性分子を創出できることが明らかになってきた。 主な機能性核酸には、遺伝子発現を抑制する「アンチセンスDNA」や「siRNA」、特定の蛋白標的に特異的かつ強固に結合する核酸抗体の「アプ
ヒト化抗ヒトインターロイキン(IL)"6モノクローナル抗体「アクテムラ」(一般名:トシリズマブ"遺伝子組み換え")が、関節リウマチの適応で国内承認審査に入ることになった。 同剤は、欧米ではロシュが2007年の承認
バイエル薬品は12日に、遺伝子組み換え型血液凝固第VIII因子製剤としては初の操作簡便型キット製剤「コージネイトFSバイオセット」を発売した。血友病患者が家庭で、より安全で簡便な自己注射が可能になる。 これまで分封され
日本における医療機器分野の開発環境は、医薬品と異なって未だ発展途上の段階にある。得意とする画像診断機器はまだしも、治療機器に関しては多くが輸入品という有様だ。しかも、日本固有の事情によって治験が進まないため、欧米はおろ
◆名古屋大学理学研究科の近藤孝男教授らは、生物が生活リズムを刻む「生物時計」のメカニズムを、単細胞生物のシアノバクテリアを用いて明らかにした。シアノバクテリアが持つ3種の蛋白質(KaiA,B,C)と、エネルギー源となるア
星恵子(昭和薬科大学薬物治療学教授) 昨今、アンチエイジング(抗加齢)を目にすることが多い。不老不死の妙薬はなく、誰しも歳をとって死ぬ。そこで“理想的な死とは‥‥”。「とある日、夕食後はいつもと変わらず家族と
癌の研究は大まかに、[1]動物やヒトを対象に、癌の化学予防などを研究する実験的研究[2]高発癌・危険因子及び抑制因子を特定し、生活習慣を改善する疫学的研究[3]発癌関連ウイルスや細菌・寄生虫を特定し、感染防止と駆除を行
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