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“夕方5時までのチーム医療”

2012年11月21日 (水)

◆「薬剤師の病棟業務は“夕方5時までのチーム医療”と揶揄されることもあるが、本当に患者さんのことを思えば、それはできない」。先日取材した病院薬剤師からこんな言葉を聞いた
◆その薬剤師は朝から夜遅くまで病棟に常駐している。医師や看護師ら様々なスタッフからの相談を受け、最適な薬物療法を提案している。ベッドサイドにも頻繁に足を運ぶため、帰るのはどうしても夜遅くになるという
◆休日も病院に顔を出すことがある。「行かなければいけないというより、患者さんの様子が気になってしょうがないから行く。自分が知らない間に患者さんの容態が悪化するのはすごくショックを受ける」と語る
◆別の病院で取材した薬剤師も、夜遅くまで残り、休日も病院に出向いていた。処方設計を任されることが多く、やりがいがあるという
◆各病院で薬剤師のマンパワーが不足する中、充実した病棟活動を展開するためには、時間外業務に依存せざるを得ないのが現状だ。熱意ある薬剤師の活躍が、将来の業務拡大につながると信じたい。



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