川柳は「消費税増税」絡みの苦しさ
日本医薬品卸売業連合会は、2014年業界十大ニュースと川柳ベストテンを発表した。ニュースではやはり17年ぶりとされる市場縮小と卸企業の上期減収減益がワンツートップとなったほか、消費税や未妥結減算ルール導入、急速なカテゴリーチェンジなどが挙げられた。川柳でも同様に消費税ネタが多かったが、テニスの錦織選手、ノーベル賞のLEDも取り上げられている。
十大ニュース
- 1位:医薬品市場17年ぶり上期前同割れ
- 2位:医薬品卸/上期減収減益
- 3位:薬価、診療報酬、消費税の同時改定
- 4位:未妥結減算ルールの実施
- 5位:後発品の急激な伸長、長期収載品の大幅な減少(カテゴリーチェンジ)
- 6位:卸連、薬価の頻回改定に断固反対
- 7位:消費税10%、1年半先送り
- 8位:一般用医薬品のインターネット販売開始
- 9位:エボラ出血熱の流行、デング熱の国内感染
- 10位:PM2.5の中、IFPW北京総会開催
川柳ベストテン
- 1位:くらしむき/ゼイゼイゼイと/息あがり
- 2位:ああ厳し/小遣いまでも/前同割
- 3位:見送るも/上げるも地獄/消費税
- 4位:ややこしい/下がる薬価に/上がる税
- 5位:新規受注/受けた商品/ジェネリック
- 6位/錦織の/粘り強さを/交渉に
- 7位:消費税/上がると下がる/受診率
- 8位:税、減算/後発、天候/買い控え
- 9位:決まったと/確認するにも/確認書
- 10位:LED/医薬卸も/照らしてよ