費用対効果評価専門組織は16日、中央社会保険医療協議会費用対効果評価専門部会で2026年度費用対効果評価制度改革に向けた意見書を示した。介護費用の取り扱いについては、エーザイのアルツハイマー病治療薬「レケンビ」に関する特例的取り扱いも参考に論点整理するとしたほか、現行の価格引き上げ条件である「比較対照技術と著しく異なる」について改めて整理することなどを明記した。
意見書では、分析方法に関する事項のうち介護費用の取り扱いに関して、24年度制度改革骨子で介護費用の分析結果が得られた場合の取り扱いについては、レケンビに関する特例的取り扱いも踏まえて議論することとしているため、それも参考にしながら介護費用の取り扱いについて論点整理をしつつ、対応を検討すべきとした。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。