福島県とふくしま医療機器産業推進機構が主催する第21回医療機器設計・製造展示会「メディカルクリエーションふくしま2025」が10月29、30の両日、福島県郡山市のビックパレットで開かれる。
福島県では、医療機器分野への新規参入促進を目指して、2005年から県内製造業の高い技術力に着目し、「次世代医療産業集積プロジェクト」を推進している。東日本大震災後は、復興計画の重点プロジェクトの一つとして、医療機器産業の一層の集積を掲げており、その柱が「医療機器設計・製造展示会メディカルクリエーションふくしま」となっている。
同展示会では、ものづくり企業が得意とする技術と医療機器メーカーによる最新医療機器を一堂に展示し、企業の優れた技術と医療の現場で求められるニーズのマッチングを推進するほか、医療機器産業界における最新の話題や人材育成をテーマとしたセミナーなどが企画されている。
初日の29日には、オープニングセミナー「Med-Tech Communityで実現する医療機器開発~医療機器ODM/CDMOの役割と期待~」が3人の講演者と2人のコメンテーターを招き行われる。このほか、第6回医療創生アイデアコンテスト最終審査(プレゼンテーション)や人材育成セミナー、介護セミナー、海外展開セミナーほか多くのイベントも企画されている。
事務局は、ふくしま医療機器開発支援センター(URL:https://fmddsc.jp/)に置かれている。