オムロンは1日、代表幹事を務める「健康経営アライアンス」の会員の企業・団体が500を超えたと報告した。
日本の産業界は、「社員の健康増進」「健康保険組合の財政の適正化」「医療費抑制への貢献」の課題に直面している。健康経営の推進は、企業の生産性向上や医療費の適正化、人的資本経営の実践において重要な経営課題となっている。
このような背景の中、業界・業種・企業の枠を超え、企業間はもちろんのこと、省庁や学術機関などとも連携して、健康経営の実践を通じた成果の創出および事業の創出を加速することを目的に「健康経営アライアンス」は設立された。
同団体の主の活動は、実践課題の解決に向けて議論する全員参加型の分科会を開催。分科会は、▽経営のコミットメント▽健康経営におけるデータ活用▽健康経営の企業文化の浸透と従業員への働きかけ▽健康経営の投資対効果▽社内外連携体制の構築――の五つをテーマとしている。
このほか、▽アンケート/データに基づく健康経営アセスメント▽健康経営ソリューションの情報プラットフォーム▽健康経営トップインタビュー――などの活動を行っている。
今後も、「社員の健康を通じた日本企業の活性化と健保の持続可能性の実現」をミッションに、健康経営を実践す企業・団体にとって有益な情報、活動を提供できるよう取り組んでいく。
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