TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【厚労省】05年「社会医療調査」‐保険調剤の実情が判明

2006年09月25日 (月)

 厚生労働省統計情報部が21日に発表した2005年「社会医療診療行為別調査」結果では、保険薬局における調剤の現状が明らかになった。保険調剤の1件当たり点数は961・8点で、前年に比べ25・0点、2・7%増加した。処方せん受け付け1回当たりも、672・2点で前年より22・7点、3・5%の増加となっている。

 一般医療と老人医療の別では、1件当たり点数は一般が825・9点なのに対し老人が1315・6点。処方せん1回当たり点数は、一般が601・0点で老人が833・9点。一般よりも老人の方が件数で約6割、処方せん1回当たりで約4割高い。

 処方せん1回当たり点数の内訳は、[1]薬剤料482・5点(前年比4・8%増)[2]調剤技術料151・9点(0・9%増)[3]指導管理料36・8点(1・6%減)[4]特定保険医療材料料0・9点(9・1%減)――となっている。総点数に占める割合は、薬剤料が71・8%、調剤技術料が22・6%、指導管理料が3・8%であり、薬剤料は前年に比べ約1ポイント上昇した。また、薬剤師の技術料における調剤技術料と指導管理料の比は、76:24となった。

 総点数に占める各点数の割合を、一般医療と老人医療に分けて見ると、一般医療では薬剤料70・3%、調剤技術料23・3%、指導管理料6・3%。老人医療では薬剤料74・2%、調剤技術料21・5%、指導管理料4・2%となる。薬剤料は共に7割以上を占めるが、その比率は老人医療が高い。老人医療の総点数が高いことと関連するが、老人医療では薬剤師の技術料割合が、相対的に低いという結果である。

 調剤の薬剤点数を階級別に分解して見ると、全体では500点未満が60・3%、50001000点が18・9%、100001500点が9・1%、150002000点が4・6%、2000点以上が7・1%となる。しかし一般医療と老人医療では大きな相違があり、500点未満は一般が66・7%なのに対し、老人は43・5%に過ぎない。逆に2000点以上は、一般は5・1%だが、老人の場合は12・2%に上った。

 また、後発医薬品が出現したレセプトの割合は、一般医療が35・5%、老人医療が47・9%、全体では38・9%であり、前年とほとんど変化が見られなかった。

◇薬剤の種類数は平均で3・84に

 調剤レセプト1件当たりの平均薬剤種類数は3・84種類で、内訳は一般医療が3・54種類、老人医療が4・63種類であった。この種類数をランク別に見ると、1種類19・9%、2種類20・2%、3種類16・6%、4種類12・6%、5種類9・2%、6種類6・5%、7種類4・6%、8種類3・3%、9種類2・3%、10種類以上4・9%となっている。3種類以内で6割弱、6種類以内で85%を占める。やはり一般と老人では大きな開きが見られ、薬剤7種類以上のレセプトの割合は、一般が11・5%なのに対し老人は24・2%もあった。

 一方、薬効分類別の薬剤使用状況を見ると、循環器官用薬が最も多い。主な薬効別の薬剤点数割合は、次の通りである。

 [1]循環器官用薬26・7%[2]中枢神経系用薬9・6%[3]消化器官用薬9・6%[4]その他の代謝性医薬品7・8%[5]アレルギー用薬6・0%[6]血液・体液用薬5・2%[7]感覚器官用薬4・7%[8]外皮用薬4・7%[9]腫瘍用薬4・5%[10]化学療法剤3・5%



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
研修会 セミナー 催し物
薬剤師認定制度認証機構 認証機関の生涯研修会
薬系大学・学部 催し物
薬事日報
薬事日報 薬学生新聞デジタル
薬業界ニュース解説
薬事キーワード解説
Press Release Title List
Press Release Title List:新製品
行政情報リスト
登録販売者試験・日程一覧
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS