【国試予備校の現場から】良質な睡眠をとろう メディセレスクール社長 児島惠美子

2025年11月15日 (土)
児島惠美子氏

 こんにちは。メディセレのしゃっちょう、児島惠美子です。勉学の秋、食欲の秋、そして睡眠の秋でしょうか。お布団が気持ちよくなってきて、惰眠を貪る季節になりました。

 皆さんは良質の睡眠はとれていますか?1日の3分の1が睡眠、3分の1が仕事(学校)、3分の1がプライベートという割合が理想とされていますので、良質の睡眠というのは人生においてとても重要です。とは言え、テスト前はストレスで眠れなかったりするのではないでしょうか。仲良しの医師が睡眠健康プログラムを立ち上げたので、ストレスフルな薬学生が少しでも良質な睡眠を取るヒントがあればと受講してきました。ちなみにストレスの多い芸能人やアスリートの方々も多数受講なさったそうです。

 「寝る子は育つ」と聞いたことはありませんか?それは睡眠時に成長ホルモンが分泌されるからです。心理カウンセラーでもある私の興味は「睡眠時の嫌な記憶の消去」です。これは前半の深い睡眠時に起こっているとのことでした。良質の睡眠は心の健康にも、とても関係があります。

 私はテスト前に「徹夜はダメ。しっかり寝て!」と伝えています。なぜなら日中に学習した情報をレム睡眠時に整理し、記憶として定着させるからです。一夜漬けの知識がすぐに抜けてしまうのは、このプロセスが不足しているからです。

 最後に、休日の睡眠です。休みの日に「寝だめ」をしていませんか?気持ちはわかります。しかし、起きる時間を変えると体内リズムが狂い、不調を起こすきっかけになります。そこで教わりました。二度寝です!一度はいつもの時間に起きて、二度寝する。これは体内リズムが狂わないので良いそうです。

 一方、眠気覚ましや集中力アップの味方のカフェイン。アスリートが実践するカフェインコントロールも学びました。まず、何を飲むのか。最も推奨されるのは「コーヒー」。コーヒーが苦手な人は「玉露」。飲み方は「ちびちび飲む」とのことです。グビグビ飲んでいた私は反省です。睡眠とカフェインを意識して、パフォーマンスの最大化を目指していきましょう。



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