財務省は23日の財政制度等審議会財政制度分科会で、現時点で約33万人に達している薬剤師数について「増加させる必要性は乏しい」として、薬学部の大幅な定員削減を求める考えを示した。2022年5月に財政審がまとめた建議でも、薬学部の入学定員抑制を含めた適正な定員規模のあり方を検討するよう求めた経緯があるが、今回は「大幅な定員削減」の要求へと踏み込んだ。薬局に関しても、小規模形態の店舗が多数を占める現状が対人業務の充実や医薬品供給の観点から問題として、集約化や大規模化に向けた取り組みを改めて求めた。
財務省は、医療分野の専門職である薬剤師・医師・歯科医師はいずれも過去30年間で総数が増加し、理工系の高等教育を受ける学生のうち特に女性は6割が保健分野を専攻していると説明。人口減少が続く中で特定の業種・分野に人材が偏ることは、他分野への専門人材供給に影響を及ぼしていることが懸念されるとした。
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