厚生労働科学特別研究事業研究班(研究代表者=五十嵐中東京大学大学院薬学系研究科特任准教授)は、穿刺血を用いた血糖自己測定器(SMBG)のOTC化に関する調査研究結果を公表した。SMBGは糖尿病患者の自己管理だけでなく、糖尿病予備群の早期受診や生活習慣改善を促す可能性が示された一方、測定結果の解釈や受診勧奨のあり方が大きな課題と指摘。当面の導入対象を既診断糖尿病患者と糖尿病予備群とし、薬剤師による適切な支援や受診導線の整備を前提に制度設計を進めるべきと提言した。
穿刺血などの血液検体を用いた検査薬のOTC化をめぐっては、薬事審議会医療機器・体外診断薬部会が昨年に「現時点では時期尚早」と結論付けた経緯がある。政府は骨太方針に検査薬のスイッチOTC化に向けた方策検討を盛り込み、日本保険薬局協会(NPhA)も血糖自己測定検査薬の早期実現を求めている。
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