
ロート製薬は、眼精疲労を緩和する内服薬「モアストレッチ錠」を新発売した。
末梢血管を広げ、血行を促進する「イノシトールヘキサニコチン酸エステル」を、眼精疲労対策医薬品で初めて配合。眼精疲労などの症状緩和に効果を発揮する。手にとりやすいパウチタイプで、トライアル7日分と、25日分をラインナップ。関西地区では既に先行発売していたが、全国発売することになった。
同剤は、医療用でも血流改善成分として使用されるイノシトールヘキサニコチン酸エステルが、血管にダイレクトに働きかけ、眼の奥の血流を改善。1日1回2錠の服用で、眼精疲労や肩こり等に体の内側から効果を発揮する。
同社調査では、眼精疲労対策での内服薬使用は、9%と低いのが現状。また、内服薬で「思いつく薬がない」との回答も84%と多く、「市場で眼精疲労対策の内服薬は認知されていないのが現状だ」としている。プロモーションとして、TVCMには俳優の古田新太を起用。つらい眼精疲労症状に、1日1回で、しっかり効く内服薬が登場したことを伝える。
メーカー希望小売価格は14錠入り924円、50錠入り2079円。