添加物に皮膜形成成分配合‐効き目持続の水虫薬
佐藤製薬は、つらい水虫に優れた効き目の「ラマストンシリーズ」の新製品として、添加物に皮膜形成成分を配合した新しいタイプの治療薬「ラマストンリキッド」(指定第2類医薬品)を新発売した。ベンジルアミン系抗真菌剤のブテナフィン塩酸塩が、水虫・たむしの原因菌である白癬菌に強い抗菌作用を現し、かゆみを抑えるリドカイン、清涼成分のL‐メントールを配合し、薬剤が患部にとどまるので、1日1回の使用で効き目が持続するのが特徴。
「ラマストンリキッド」は、有効成分のブテナフィン塩酸塩が白癬菌を殺菌し、局所麻酔剤リドカインが水虫のつらいかゆみを鎮める。大きな特徴としては、添加物として皮膜形成成分の「アクリル樹脂アルカノールアミン」を含有していることで、これにより患部に皮膜を作り、靴下や汗によって薬剤が落ちるのを防ぐ。薬剤がしっかりと患部に長くとどまるので、白癬菌が残存する角質層にまで有効成分がよく浸透し、1日1回の使用でつらい水虫の諸症状に優れた効果を発揮する。
さらに、L‐メントールが清涼感を与え、塗った後もサラサラした使用感となっている。速乾性のある薬液を塗布棒につけて患部に塗るため、手指では塗りにくい指の間に発症したカサカサした水虫や、あまりベタつかないことが望まれる“かかと部分”の水虫などにも使いやすい。税込み希望価格は、10mL1817円。
つらい水虫に効果的なブテナフィン塩酸塩を配合したラマストンシリーズは、ジュクジュクした患部にお勧めの「ラマストンMX2クリーム」、特にかゆい患部にお勧めの「ラマストンMX2ゲル」、カサカサした患部にお勧めの「ラマストンMX2液」が好評発売中。今回、「ラマストンリキッド」が新たにシリーズに加わったことで、生活者の患部に合わせた使い分けの選択肢が増え、適切な水虫製品を選ぶことが可能になった。
同社では、これから気温、湿度ともに上昇していく水虫薬の最需要期に向け、充実したラインナップの「ラマストンシリーズ」について販促強化を図っていく考え。