
寺西豊彦社長
キリン堂ホールディングスの2017年2月期中間連結決算は、売上高が前年同期比2.6%増の577億7300万円、営業利益は52.8%減の4億6000万円、経常利益は39.0%減の7億5100万円で、中間期純利益は71.8%減の1億2100万円の増収減益となり、期初計画は未達となった。下期に約23億円の売上を見込んでいた海外通販が、中国越境ECにかかる税制変更や保税区活用の制限による落ち込みが想定以上となったこと、また期初に約55億円を見込んでいた調剤売上高も4月の診療報酬改定の影響を受け、6億7800万円減額修正したことが響いた。
小売事業の主な部門別売上高は、医薬品97億7500万円(2.0%増)、健康食品23億8500万円(0.3%増)、化粧品140億3500万円(1.6%増)、育児用品13億4900万円(20.0%減)など。調剤は51億4400万円(5.1%増)。出退店は上期に13店舗を新規出店し(退店10店舗)、8月末時点の国内グループ店舗数は337店舗(うち処方箋取り扱いは60店舗)
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