政府は6日の新しい資本主義実現会議で、「新しい資本主義実行計画」の改訂案を取りまとめた。創薬力強化を目指し、バイオ医薬品の国内CDMO拠点の立ち上げ、創薬AIプラットフォームの構築、ワクチン・診断薬・治療薬等の感染症危機対応医薬品等(MCM)に関する基礎から実用化まで一貫した研究開発の支援等に取り組むとした。
改訂案では「科学技術・イノベーション力の強化」を明記。健康・医療分野では、基礎研究の成果を国内で産業化するエコシステムの確立に向け、創薬分野で国内CDMO拠点を立ち上げる取り組みを進めるとした。国内製造につながるインセンティブの創出、あるいは国産奨励を検討するほか、医薬品の安定供給を図るため、バイオ医薬品の国産化や国内サプライチェーンの構築・利用を促す。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。