◆かねてから熱中症予防に薬局薬剤師が脱水予防のアドバイスなど役割を果たす重要性が指摘されてきたが、最近は薬局で水分補給ができる「休憩処」として地域住民にアピールする動きが注目される
◆6月に大手ドラッグストアのアインホールディングスは、埼玉県の熱中症対策である「まちのクールオアシス」事業に協力し、県内のグループ89薬局を一時休息所として地域住民に開放する取り組みを開始した。既に東京都世田谷区では、5年前から薬局等を水分補給と休憩の場として利用してもらう「熱中症予防ひとときお休み処」を開設している
◆地域で気軽に入れる薬局を増やすといっても現実的にはなかなか簡単にはいかない。依然として処方箋が薬局への入場券である状況に大きな変化がない中、休憩処の取り組みを一つのきっかけにできないか
◆水分補給だけでも住民が薬局に寄ることが一歩になる。地域薬剤師会などが先頭に立ち行政に働きかけ、薬局へ気軽に寄ってもらうよう促すのも一手だろう。このチャンスを生かさない手はない。
入場券が必要ない薬局へ
2017年08月02日 (水)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
企画
寄稿