◆「お薬手帳」「アレグラ」「ロキソニン」――。12日に岩波書店から発売された国語辞典「広辞苑第7版」で新たに追加された項目だ。1955年に広辞苑が初版され、今回10年ぶりの改訂となった第7版では、約1万項目が新たに収録された。選定基準は、日本語として定着、または今後定着すると判断したもので、専門分野ではそれぞれの専門家の判断で追加されている
◆薬を含めた医学関連では、約400項目が追加された。お薬手帳は、2000年に医療保険で薬剤情報提供料における手帳として健康手帳と共に認められたが、それから18年を経て広辞苑デビューを果たした。医薬品では、市場に浸透しているものについては製品名での収録となっている
◆特に「再生医療」「iPS細胞」などの項目追加は、ここ10年のイノベーションの成果や一般社会への知名度向上が反映されており、興味深い。「バイアグラ」「イブプロフェン」なども新たに追加された
◆医学関係以外では「ブラック企業」や「婚活」なども追加。現代社会を映し出している。
「お薬手帳」が広辞苑デビュー
2018年01月19日 (金)
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