ツルハホールディングスは、JR九州ドラッグイレブンの発行済み株式の過半数を九州旅客鉄道(JR九州)から取得し、連結子会社とすることを決めた。今回の株式取得により、ツルハグループの九州・沖縄地区におけるドミナント強化を図ると共に、スケールメリットを生かした共同仕入れやシステムの共有、出店コストの低減等といった施策を推進する。さらに、相互のノウハウや人材など経営資源を共有し、ドラッグストア事業、調剤事業におけるシナジー効果の最大化を目指す。
ツルハグループは、「健康」と「美容」を通じて地域社会へ貢献する日本一のドラッグストチェーンを目指し、持続的かつ高い成長性を追求するための基本戦略の一つとして、ドミナント戦略に基づく地域集中出店とM&Aによる新規地域への進出、既存店舗網の拡充に取り組んでいる。現在、北海道から東北・関東・中部・関西・中国・四国・九州・沖縄地区にかけて2138店舗を展開している。
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