13日の中央社会保険医療協議会総会で保険収載が了承されたノバルティスファーマの脊髄性筋萎縮症治療剤「ゾルゲンスマ点滴静注」をめぐって、先駆け審査指定制度加算10%の適用に診療側、支払側委員から疑問を呈する声が相次いだ。
委員は、同社が審査過程で医薬品医療機器総合機構(PMDA)の相談制度を利用しなかったことや、申請資料の信頼性に問題があったことなどから比較的長期の審査となったことを問題視。厚生労働省は、「現行の薬価算定上の加算の取り扱いは、次期薬価制度改革に向けて議論したい」との考えを示した。
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