エーザイと米バイオジェン、アルツハイマー病臨床試験コンソーシアム(ACTC)は、抗アミロイドβプロトフィブリル抗体「BAN2401」について、アルツハイマー病(AD)のより早期段階に当たるプレクリニカルADを対象とした米国第III相試験「AHEAD3-45」を開始した。今後は日本や欧州などにも実施施設を拡大予定で、2027年10月の終了を見込む。
第III相試験は、認知機能は正常で脳内アミロイドβ陽性のプレクリニカルAD患者を対象に実施する。米国国立衛生研究所傘下の国立老化研究所(NIA)から資金提供を受け、ACTCとエーザイが官民協働で行う第III相プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験で、プレクリニカルAD被験者1400人が脳内アミロイドβ蓄積量に基づき、「A45」と「A3」の二つの試験に登録される。
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