政府の健康・医療戦略推進本部は14日、アジア諸国における革新的医薬品等へのアクセスを改善するための施策をまとめた「アジア医薬品・医療機器規制調和グランドデザイン実行戦略」を決定した。医薬品医療機器総合機構(PMDA)のトレーニングセンターで国際標準の取り込みや人材育成を行って規制調和を促すほか、早急な取り組みが求められる癌と感染症の分野で臨床試験の拠点やネットワークを整備する。
昨年6月に本部決定したグランドデザインでは、アジア諸国での革新的医薬品・医療機器へのアクセスを改善し、日本国内で承認された製品を迅速に提供するため、産官学が協働して取り組むべき施策を示した。
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