ノバルティスファーマは7月28日、吸入喘息薬「エナジア」と「アテキュラ」を処方されている患者の薬剤使用状況が、長崎県の国内最大規模の地域医療ネットワーク「あじさいネット」に参加する約400の医療機関の電子カルテ端末で同日から確認できるようになったと発表した。患者の服薬状況を医療従事者が正確に把握し、医薬品の適正使用、適切な治療を実現するのが狙い。吸入薬の使用状況を電子カルテと共有するシステムは、気管支喘息薬治療では国内初となる。
同システムは、あじさいネットと2020年8月から連携を開始したインテグリティ・ヘルスケアの疾病管理システム「YaDoc(ヤードック)」との協業で実現したもので、あじさいネットに参加するヤードック導入医療機関で可能になる。
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