文部科学省の薬学系人材養成のあり方に関する検討会と薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会の合同会議は14日、2024年度適用予定の改訂コアカリ案を概ね了承した。臨床実習の用語を「実務実習」に変更したことに異論が出たものの、関連省令改正の必要性などから、実務実習の記載で認めた。来年度1年間はシンポジウム等で内容を周知する。
文科省は、改訂コアカリ案について、昨年12月から改訂案に関する意見募集を実施。その内容を受けた修正点をこの日の合同会議で示した。
具体的には、項目名の変更や用語の整理を行い、「臨床実習」としていた用語は、長期間にわたって使用されていることなどを踏まえ、「実務実習」に変更した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。