
東京都薬剤師会の高橋正夫副会長は7日の定例会見で、厚生労働省が公表した各都道府県別の薬剤師偏在指標に言及。東京都の薬剤師偏在指標は病院薬剤師が0.94、薬局薬剤師が1.42と全国平均から見ると高い数値となったことについて、「病院は人手不足がほとんどで汲々としてやっているのが現状。業態で薬剤師の偏在が起きていて、東京が充足しているかと言えばそうではない」との認識を示した。
都内でも薬剤師が充足していない離島や過疎地への対応については、「薬剤師を置くのは難しいので、巡回できる薬剤師を都薬から派遣する形を認めてもらえれば」との構想を語った。
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