◆日本小児科学会はホームページに「こどもの救急」コーナーを開設すると共に同名と「こどもの事故と対策」という二つの小冊子を、学会負担で10万部作成した。関係団体等に配布し、一般への周知を図っていく考えだ
◆小冊子は分かりやすい表現にした。「こどもの救急」は発熱(38℃以上)、けいれん・ふるえ、吐き気など19症状について、チェック項目を示し、「救急診療所受診」や「様子を見る」などの対応が分かる。「こどもの事故と対策」は、心肺蘇生法や救急車の呼び方、誤飲やヤケドへの対応などを紹介している
◆小児医療の領域では開業小児科医の高齢化、小児科の閉鎖、救急医療の病院集中、小児科医の労働条件悪化、医科大学で新規入局医師の激減など、様々な問題が噴出している
◆このままでは小児医療が崩壊するとの強い危機感から、学会がこのような対応を図ったものだ。少しでも現場小児科医の負担を軽減できたらとの思いもあった。一度ホームページにアクセスしてみてはいかがか。
「こどもの救急」
2006年02月24日 (金)
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