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【日本薬学会第144年会】シンポジウムの概要 女性研究者が拓く肝臓を中心とした疾患研究と創薬への展開

2024年03月26日 (火)

オーガナイザー
 植山(鳥羽)由希子(阪大院薬)
 清水かほり(大阪大谷大薬)

 肝臓は、糖や脂質などの様々な物質の代謝や合成を担い、生命の恒常性維持に必須の臓器である。肝臓に障害が起きると肝炎を発症し、⻑期化した場合は肝硬変、肝癌へと進行する。これらの肝疾患は、肝炎ウイルスの感染や飲酒、遺伝子変異、薬剤性肝障害などが原因で発症することに加え、近年では食習慣の変化による脂肪性肝疾患の罹患者も増加傾向にある。さらに、肝機能の低下は全身状態へ影響を及ぼすことから、肝臓と他臓器との連関も注目されてきた。

 しかし、肝疾患の発症や進行の機序には不明な点が多く、病態が進行した場合の治療法には限りがある。これらの理由から、肝疾患の発症・進展の解明や、研究基盤技術の開発、他臓器との関連の解析などが盛んに行われ、新たな治療法や治療薬の確立が試みられてきた。

 本シンポジウムでは、肝臓学分野において、それぞれの視点から研究に取り組む女性研究者にご発表いただき、肝臓を中心とした疾患研究と創薬への展開について議論したい。

 (植山(鳥羽)由希子



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