沢井製薬は1日、福岡県飯塚市に完成した第二九州工場新固形剤棟の竣工式を開催した。同日、記者会見した木村元彦社長は「生産設備の作動確認は終了し、7月に入り多くの品目での試製造も行い、9月から出荷用製品の生産のトライアルも行う」と述べ、12月から出荷を開始する見通しを示した。
木村氏は、7月22日時点で限定出荷中の197品目について「チャレンジングに解除に取り組んでいく」と強調。その4割に当たる約80品目を候補に、今月から9月にも解除の可否を検討していることを示唆した。
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