
日本イーライリリーの研究開発メディカルアフェアーズ統括本部で糖尿病領域エグゼクティブディレクター・メディカルを務める吉野美保子氏(臨床開発医師)は、本紙の取材に応じ、昨年12月に承認された肥満症治療薬「ゼップバウンド皮下注アテオス」(一般名:チルゼパチド)の適正使用に向け、薬剤師による服薬指導に強い期待を寄せた。
「ゼップバウンド」は、GIP/GLP-1受容体作動薬で、週1回投与。適応は、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、▽BMIが27kg/m2以上であり、二つ以上の肥満に関連する健康障害を有する▽BMIが35kg/m2以上――に該当する場合。田辺三菱製薬が販売し、両社で販促する。
【訂正】
記事初出時、「吉野美穂子氏」とあったのは、正しくは「吉野美保子氏」でした。お詫びして訂正します。
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