
日本の植物学の草分けである牧野富太郎博士が1916年に創刊し、26年からツムラ(当時は津村順天堂)が出版を手がけてきた学術誌「植物研究雑誌」が2月20日発行の第100巻第1号からオープンアクセス誌に移行した。創刊以来、同誌に掲載してきた論文をはじめとする9000編以上の全ての記事を、科学技術振興機構が運営する電子ジャーナルプラットフォーム「J-STAGE」上で閲覧制限なく無料公開する。
オープンアクセス誌への移行は、第100巻刊行を契機としたもの。同社は「植物学と生薬学の発展のため、本誌をオリジナルの研究発表誌として国際的に開放し、プロアマ問わず世界中の多くの皆さんの役に立つ愛される雑誌にしていきたい」としている。
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