厚生労働省は25日、第110回薬剤師国家試験の結果を発表した。受験者数1万3310人のうち、合格者数は9164人で前回より132人減少。合格率は68.85%で前回より0.42ポイント上昇したものの、例年並みとなった。6年制新卒の合格率も84.96%と前回より0.6ポイント上昇した。合格率90%を超えたのは6校で私立では北里大学のみとなり、合格ラインは近年で最も低かった前回よりも6点高い426点だった。
6年制新卒者の合格者は6849人で合格率は84.96%、6年制既卒者は2214人で43.94%だった。新卒者は前回の84.36%から0.6ポイント、既卒者は1.52ポイント上昇した。また、合格率を男女別に見ると、男性が64.53%、女性が71.44%となり、前回の合格率64.92%、70.59%に比べ合格率において女性優位の傾向が示された。
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